瞬殺!分子の立体構造を推定する3STEP

みなさんこんにちは!

ともきです!

 

今回は分子の立体構造を

簡単に推定できちゃう

方法を伝授しちゃいます!

 

分子の立体構造は

脳内でイメージしにくいですよね。

 

二次元の絵なら想像できるけど、

三次元は限界(脳みそ爆発)…

そんな人が多いと思います。

f:id:tomoki_science:20210614225806j:plain

実際に、自分もそこで苦しんだ

経験があります。

脳みそオーバーフローする気持ちにも

納得できます。

 

しかし、適切な判別方法さえ知っていれば

たとえ三次元構造がイメージできなくても

簡単に判別することができます!

 

今回はそのための3STEP

具体的にご紹介します!

 

Step1

まずは電子式を書く。

f:id:tomoki_science:20210614230704j:image

分子の形を推定するのに

電子式を使う発想は多くの人には

イメージしにくいと思います。

 

知っている分

他の受験生と「差」がつく

ということです!

 

電子対反発則を使って推定するので、

電子式を書く必要があるんだと

思ってください。

 

Step2

中心原子のまわりの電子対を数えて、

電子対の方向を定める。

 

電子式が書けたら中心電子の電子対を

数え上げましょう。

 

ここからが大事で、

その本数が分子の立体構造を

ほぼ決定するのです!

 

電子対は互いに反発しております。

すなわち、電子対同士の距離が

最も離れる位置に電子対が移動するのです。

(これをVSEPR則といいます)

 

中心原子の電子対が…

なら:正四面体

なら:正三角形

なら:直線

 

の形になるのです!

(ただし、非共有電子対が無い場合に

限られます)

 

STEP3

最後に原子核の位置を線で結べば

分子が完成します!

 

このように、無理にイメージするのではなく

条件分岐のプログラムみたいな

判別方法のほうが、

ずっと確実に推定できます!

f:id:tomoki_science:20210614225554p:plain

ぜひ、この3STEPを覚えておいて

模試や定期考査などで

実践してみてください!

 

今回はここまで!

一読ありがとうございました!