瞬殺!分子の立体構造を推定する3STEP
みなさんこんにちは!
ともきです!
今回は分子の立体構造を
簡単に推定できちゃう
方法を伝授しちゃいます!
分子の立体構造は
脳内でイメージしにくいですよね。
「二次元の絵なら想像できるけど、
三次元は限界(脳みそ爆発)…」
そんな人が多いと思います。
実際に、自分もそこで苦しんだ
経験があります。
脳みそオーバーフローする気持ちにも
納得できます。
しかし、適切な判別方法さえ知っていれば
たとえ三次元構造がイメージできなくても
簡単に判別することができます!
今回はそのための3STEPを
具体的にご紹介します!
Step1
まずは電子式を書く。
分子の形を推定するのに
電子式を使う発想は多くの人には
イメージしにくいと思います。
知っている分
他の受験生と「差」がつく
ということです!
電子対反発則を使って推定するので、
電子式を書く必要があるんだと
思ってください。
Step2
中心原子のまわりの電子対を数えて、
電子対の方向を定める。
電子式が書けたら中心電子の電子対を
数え上げましょう。
ここからが大事で、
その本数が分子の立体構造を
ほぼ決定するのです!
電子対は互いに反発しております。
すなわち、電子対同士の距離が
最も離れる位置に電子対が移動するのです。
(これをVSEPR則といいます)
中心原子の電子対が…
4本なら:正四面体
3本なら:正三角形
2本なら:直線
の形になるのです!
(ただし、非共有電子対が無い場合に
限られます)
STEP3
最後に原子核の位置を線で結べば
分子が完成します!
このように、無理にイメージするのではなく
条件分岐のプログラムみたいな
判別方法のほうが、
ずっと確実に推定できます!
ぜひ、この3STEPを覚えておいて
模試や定期考査などで
実践してみてください!
今回はここまで!
一読ありがとうございました!